ヘディス(Headis)とは?|頭と反射神経で挑む、ドイツ発祥の新感覚卓球台スポーツ【公式解説】

「ヘディス」―それは、卓球台を舞台に繰り広げられる、全く新しいニュースポーツ。

この記事を読めば、あなたもヘディスの核心を掴み、その魅力に引き込まれるはずです。

ヘディス(Headis)とは、一言でいうと…

ヘディスは、卓球台を使用し、直径15.9cm、重さ100gの専用ゴムボールを、頭部のみで打ち合う、ドイツ生まれの革新的なスポーツです。

サッカーボール(標準重量410g~450g)と比較して格段に軽く柔らかい専用ボールのため、安全性とダイナミックなプレーを両立できます。

老若男女問わず、誰でも直感的に楽しむことができます。

まずは動画を見てみましょう!(ヘディス世界大会スーパープレー集です。)↓

ヘディスの核心:そのユニークな特徴

ゴン鈴木
へディスはヘディングで行う卓球のようなスポーツです!

使用する道具

一般的な卓球台と、ヘディス専用のボール(直径15.9cm、重さ100g)

このボールの軽さと柔らかさが、安全でスピーディーなラリーを可能にします。

プレーの基本

サーブからレシーブ、ラリーの全てを頭(ヘディング)のみで行います。(手や腕、足の使用はできません。)

ゴン鈴木
頭しか使っちゃいけません!

スポーツとしての魅力

シンプルながら奥深い戦略性、全身を使ったダイナミックな動き、そして何よりも相手との駆け引きがヘディスの醍醐味です。

「卓球の手軽さ」と「サッカーのヘディングの興奮」を高次元で融合させています。

ヘディス誕生の物語:偶然の閃きから生まれた世界的人気スポーツ

ヘディスの起源は2006年、ドイツ・カイザースラウテルンに遡ります。

当時スポーツ科学を学ぶ学生であったレネ・ウェグナー(Rene Wegner)氏が、サッカー場が使えなかった際に卓球台でヘディングのラリーを試みたことから、このユニークなスポーツは産声を上げました。

そして2007年、「ヘディス」と正式に名付けられ、その歴史がスタートしました。

ゴン鈴木
ドイツ発祥のスポーツ。日本でも徐々に広まってきています!

ヘディスの基本ルール:シンプルだからこそ熱くなれる!

  • 1試合は2セット先取で勝利。
  • 1セットは11ポイントを先取した方が獲得します。 (詳細なルールについては、下記「ヘディス公式ルール」で解説します)

なぜ人々はヘディスに熱中するのか?その魅力の源泉

手軽にスタート、奥深さにハマる!

卓球台とボールさえあれば、特別な設備投資なしに誰でもすぐに始められます。

しかし、プレーすればするほど、その戦略性やテクニックの奥深さに魅了されるでしょう。

全身を使うダイナミックな動き!

ボールを追って飛び跳ね、全身のバネを使って強烈なヘッドを叩き込む。

見た目以上に運動量が多く、爽快な汗を流せます。

ゴン鈴木
運動不足の人にはもってこいのスポーツ!

戦略が勝敗を分ける頭脳戦!

パワーだけでなく、相手の動きを読み、コースを狙い、緩急をつけた配球でポイントを奪う。

まさに「フィジカルチェス」とも言える知的な駆け引きが楽しめます。

世界に広がるヘディスの輪:ヨーロッパからアジア、そして世界へ

ドイツで生まれたヘディスは、そのユニークな競技性からヨーロッパ各国で急速に人気を獲得。

現在では世界選手権が開催されるまでに成長し、近年では中国やオーストラリアといったアジア太平洋地域にもその人気が拡大しています。

ボルシア・ドルトムントなどのプロサッカーチームがトレーニングに導入したり、ドイツの多くの大学で体育の授業に採用されたりするなど、その効果と楽しさは多方面で認められつつあります。 

ヘディスは、誰もが主役になれるスポーツ

特別な運動神経や体格は必要ありません。

子どもから大人まで、そして運動が苦手な方でも、ヘディスならすぐにラリーの楽しさを実感し、夢中になることができるでしょう。

広いスペースや新たな設備投資も不要なため、スポーツ施設やレクリエーション施設、教育機関など、様々な場所での活用も期待されています。

さあ、「ヘディスとは何か」を知ったあなたも、このエキサイティングなニュースポーツの世界を体験してみませんか?